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gakuji's fellow

Author:gakuji's fellow
日本の子どもたちの健やかな成長を願う口腔保健の専門家の集いです。
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  • 食事中の水物   by金

当院では検査時に食事に関するアンケートを行っています。

その中に、「食事中にいつ飲み物をとりますか」というのがあります。食事の前、食事中、食事の後と選択肢があり、患者さんのほとんど(約9割)が食事中に取っています。その内容はお茶が一番多いですが、中には牛乳やジュース(野菜ジュースが多い)もあります。量もコップ1〜2杯がほとんどですが、中には1リットル近く飲んでいる人もいます。

私は、「食事中の飲み物は原則やめましょうと」話しています。理由は色々ありますが、一番は咀嚼量を増やして、唾液量を増やすことです。大量に飲んでいる人が時々言う言葉に、お茶を飲まないと飲み込めないというのがあります。飲み込めないから、益々お茶を飲んで、唾液の量を減らすという、悪循環に陥っています。

これは若い矯正の患者さんだけでなく、お年寄りにも見られることだと思います。お年寄りは水分をちゃんと取りましょうということで、せっせと食事中に取るわけです。その結果、唾液の分泌量が減り口腔乾燥症になりやすくなります。

本来、陸上の咀嚼をする哺乳動物は食事中の水分は必要ありません。食物を咀嚼し、唾液と混和して、食塊(飲み込めるかたち)を形成して、嚥下するわけです。野生のシマウマが水を飲みながら草を食べることはないのです。唾液には非常に多くの効能がありますが、その唾液のすばらしさを発揮させるためにも、まず「食事中の水物はやめる」ことから始めてみてはどうでしょう。1週間で苦にならなくなりますよ。
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