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gakuji's fellow

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  • Breastfeedingが咀しゃく機能の発達に良い理由   by四元

おっぱい赤ちゃんが食べ方じょうずになる理由。


科学的データによる根拠は他の先生におまかせすることにして、
私は赤ちゃん&ママサイドからお話してみたいと思います。

「赤ちゃんの口の発達」の記事で、哺乳期はかんでのみこむという基礎的な行動パターンに慣れる時期であると書きました。



赤ちゃんはママのおっぱいにかぶりつくと、いきなりは飲み始めません。
「ちうちう」と乳首を吸ってしばし待ちに入ります。←なかなか賢い...


するとママの身体に射乳反射が起こります。

乳腺に血液を送り込まなくてはならないので、心臓がバクバク動き出して血圧が上がります。

乳腺に血液を溜めなくてはならないので、おっぱい周囲の静脈がきゅ~~~っと縮みます。


するとママは胸に
「つつつ~っ!」とか
「バリバリバリ~ッ!」とかという感覚が来て
「きたきたきた~~~っ!」とわかります。


そうすると、待ってましたとばかりに赤ちゃんもおっぱいをがぶっと噛んで飲み始めます。

最初はほとばしる様に出ますので、哺乳力のない新生児は飲み切れなくてむせてしまったりします。
赤ちゃんが咳き込んで乳首から口を離すと、おっぱいがぴゅ~~っと飛び出すするくらい!

あかちゃんにとってはスパルタ(笑)そのもの。
ひ~ひ~言いながら、
汗をびっしょりかきながら飲むんですよ~



数十秒で射乳反射が落ち着いてくると、リズミカルに飲む状態になります。
がぶっと噛んだ分だけびゅ~と出てきてそれをごっくん。

乳腺で血液がお乳に交換されて、それが乳管を伝って乳首の真下にある乳管洞に集まってきます。
ここを歯ぐきの土手でがぶっと挟むからお乳がびゅ~と出てくるんですね。

(余談ですが、おっぱいマッサージの達人の助産師さんは、この乳管洞を赤ちゃんの顎のようにじょうずに指で圧迫しておっぱいを出し、つまった乳管口を開けていきます。
ベッドに横たわったママさんのおっぱいが天井まで上がる程です!)


しばらく経つとママの血圧も下がってきて、ややお乳の出が悪くなります。
すると赤ちゃんはコンチクショウとやけになって噛みついたり、うなったり。
おっぱいっ子の辛抱強さとか粘り強さとかはこうやって培われていくのかもしれませんネ。


こうしたスパルタなトレーニング(笑)を経て、月齢が進むにつれて哺乳力がついていきます。
離乳が始まる頃には、顎を使う筋肉、お乳を飲み干す筋肉が十分に鍛えられているというわけです。


「Breastfeedingはスパルタだ!」
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