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  • 日本の母乳育児率が低い理由 その2   by四元

母乳育児を経験してない方は、おっぱいを赤ちゃんのお口にふくませさえすればそれでOKというイメージがあると思います。
しか~し実際にはそう簡単にいきません。

母乳育児が軌道に乗るまでが一苦労。

そしてそれを維持するのが一苦労なのです。



WHOとUNICEFが1989年に「母乳育児を成功させるための十か条」を発表しました。
内容はまさにそのとおりなんです。

しかし、第3項の「すべての妊婦さんに母乳で育てる利点とその方法を教えましょう」に書かれている

「その方法」

が、なかなか難しいのです。



戦前までは「その方法」の知恵がそれぞれの家庭や地域にありました。

ところが戦後から高度経済成長期にかけて母乳育児率がかなりの勢いで低下し、20%代にまで落ち込みました。

それがどんな時代だったかと言うと...

「赤ちゃんコンクール」全盛期。

とにかくまるまると太って色の白い赤ちゃんがもてはやされましたので、
ママさん達は粉ミルクを買いに走りました。

海外からの育児書がベストセラーになった時代でもありました。

そして、そのママさん達は現役おばあちゃん世代となりました。
つまり日本の母乳育児のノウハウを知るおばあちゃんがすごく少ないのです。


その結果、今では「その方法」は家庭の先輩ママではなく、
産婦人科での指導、育児書にゆだねられる事になりました。


その3に続く...
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